日付 2010年04月25日 
タイトル 角田山・弥彦山・多宝山 
内容 4月17日・18日、毎年恒例遊山会と緑遊会合同の登山へ行ってきました。
前日、前職日本国土開発現職・OB合同花見会が、仙台西公園桟敷席で行われたので、合同続きの3日間でした。(その前日は信夫山で花見がありました。)

仙台へ向かう時、さすがにスーツは着て行けなかったのだけれど、あれもこれもと80リッターの一番大きいリュックに3日間の荷物を詰め込んだら、アルプス攻め以来の、「頭が上がらなくて頂上が拝めないリュック」30キロ状態になっており、福島の駅前と、仙台市内をホテルまで歩いている間の、周りの冷ややかな視線に晒され、とぼとぼと下を向いて歩くばかりだったのです。(山ではよくびっくりされるけれど、街中では違う意味で驚かれている。(TT)

朝、いつものホテルリッチフィールド仙台まで浩哉さんに迎えに来てもらい、集合場所へと向かうと、6時頃から雪に変わっていました。
4月の半ばも過ぎたというのに珍しい光景で、「本当に温暖化なのかっ!?」と思わずにはいられませんでした。

総勢15名でバスに乗り込み、高速を南下して、安達太良パーキングへ情報をとりに行くと、通り過ぎてきた飯坂〜宮城インターまでは通行止めという事で、不幸中の幸いとはこの事でしょうか。
しかし、これから向かう会津坂下〜西会津インターが通行止めという事で、初日の角田山は無理かと全員を思わせながらバスが進んでいくのでありました。

「当然!!当然ダヨー!!」みたいな感じで、坂下インターを下ろされ、49号線の難所を登り、トンネルを過ぎて下りに入ると、すぐ先で渋滞を起こし、完全に車が止まってしまったのです。

今日の登山は絶対無理と思ったのですが、新潟県まで行けないような事にはならないか!?と、心配になり、大雪の中を登山靴をはいて、カッパを着こみ、前の様子を見に向かおうとすると、いつもの「仙台きのこクラブ副会長」こと光山さん(大先輩を捕まえて、すっかりみっちゃんと呼んでいる大の後輩をお許しくださいませ)が、「1キロ先で大型車がチェーンを巻いていて立ち往生している」と言いながら早々と戻ってきてしまい、正確な情報も分かり、おまけに少しずつ車の列も進みだしたので、せっかく履いた登山靴と、羽織ったカッパを脱ぎ、「相変わらず何やってんだろーなー俺は!?」と、室内用に持参したニッコーバリで貰ったビーチサンダルへ、昨日と同じくうつむきながら、履き替えるのでした。

渋滞の列は、新潟方面が進みだし、逆の新潟→郡山方面はインターの出口を最後尾に約10キロ大渋滞をしており、「これから花見山へ向かうのだけど」というバスの運転手さんから、すれ違いざま道路の状況を聞かれたけれど、「花見山どころじゃない!!」というのが、我がチームの総合的な意見だったのです。多分、夕方までに着かなかったのでしょうねー。

西会津インターから再度高速に乗ると、新潟へ近づくにつれ雪が少なくなってきた。咲花温泉を過ぎ、新潟平野に入ると、完全に雪が消え、晴れ間も見えてきて、桜が咲き始めた。
何だか、夢を見ているような、狐につままれたような、新潟の空にそんな不思議な気持ちにされながら、バスは北陸道へと左折していくのでした。

つづく 

 
         


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