日付 2010年08月05日 
タイトル 谷川岳2010 Part4 最終回 
内容 頂上肩の小屋裏で食事をし、(おにぎり2個だったけれど、本当は冷やし中華が食べたかった。)する事もないので、「先に下山して生ビール飲み隊の皆様出発ですよー」と、声を掛けたのだけれど、反応したのは浩哉さんだけで、二人で一足先に下山することにした。

登りとは逆で、下りは早い。去年は登りが早かったけれど、今年は下りが早い!速い!!

「急いで生ビール一気しよー!!」ということで、気合が入っていた。
あっという間に昼寝ポイント天神様まで来てしまい、そこを過ぎると少しずつ混んできたのだが、団体が多いので抜かすのにはテクニックと根性が必要だった。
昼寝ポイントを過ぎると、ものすごい熱風が吹いてきて、椎名誠の著書「熱風大陸」の4文字が頭に浮かんでいた。

鎖場も、みんなが鎖を慎重に使って下りてく脇を、二人で駆け下りていった。

ものすごい渋滞を引き起こし、我が物顔で何やら大きな声で話しながらのんびり歩くおじさん達を追い越すのに苦労した。

最後の鎖場に来ると、全くの素人若者スニーカーサンダル集団が鎖にしがみつきながら立ち往生していた。勿論、鎖の反対側の木の枝をつかみながら、2人で抜かして行った。
すぐに森林に入り、熊穴沢避難小屋を蹴飛ばして木道を急ぎ、どんどん下っていくと、天神平ロープウエイ駅が見えてきた。「あと5分で頂上小屋から1時間」浩哉さんが時計を見ながら教えてくれた。「3分で着くね!」と返し、また目標地点へ早歩きで進む。
予想通り、3分で到着。タイムは58分という事で、コースタイム2時間のところを半分以下で下りてきたので、登りのダメダメコンビは名誉挽回という事で、幸せBeerタイムを無事、迎える事が出来たわけです。

しかし、猛暑の中、急ぎ足から、突然至福のビールを口にすると、感覚がつかめないというか、手放しで「オイシー!!」とはならなかった。冷たい水を体は求めていたのか?

そんな事を思いながらも、しっかり中ジョッキ2杯ずつ平らげ、しばらく待つとみんなが帰ってきて、最後の組はそれでも、コースタイム通り2時間で到着したので、なかなか立派であった。
さすが浩哉さんは、仕上げの瓶ビールを持ってきてくれて、それを飲むと、やっとビールを飲んでいる気分になってきたのでした。

再後の組に同行した毛利さんへ中ジョッキをプレゼントすると、「うまいー!!」と、本当にうまそうに平らげていました。毛利さんが、ビールをまずそうに飲んでいるのを、私は見たことが無い。

帰りは、いつもの温泉に入り、来た道の関越道東京方面は絶対に混むと思われたので、逆方向関越トンネルを抜け、北陸道→磐越道→東北道と車を進め、最近恒例の「帰りバス打ち上げ大会」で、あっという間に赤ワイン2Lを明け、そば焼酎雲海2Lも、半分以上を平らげながら帰って参りました。(ちなみに飲んでいたのは毛利・TONTONマスター・佐々木妻・浩哉・SUDOのみ。盛り上がっていたのは毛利・浩哉・SUDOのみ。あとはみんな寝ていた。いつも迷惑かけてスミマセン)

8月は、1ヶ月間飲酒を止めて、飲まないで山登りをすると、どんな感じで頂上にたどり着くのか検証してみます。(本日で禁酒5日目。意志は固いけれどすでに4件のお誘いあり)

不思議と、5日間飲まなくても禁断症状もなし。本当は酒が苦手なのかも?(ホントかっ!?)


中途半端だけど総括もなく谷ヶ岳シリーズは終わり。旅はまだまだ続くのであるから・・・ 

   


一覧へ戻る TOPへ戻る