社長のDiary

コタキナバル3

10年前の今頃私は、共同経営に失敗して、路頭に迷っていた。

所有物をほとんど売り払い、実家の仏間を借りて個人事業の準備を始めたのは10月になってからだった。

11月に入ると先輩から電話があり、「運転代行を始めたから手伝わないか?」という事で、現在の自分の状況を伝え、「昼間仕事をしようが、客待ちの車内で本や新聞などを読もうが構わない。夕方6時~朝4時か6時まで毎日働ける事だけが条件」と、願ったり叶ったりの返事が帰ってきて、私は本当に救われた。これで何とかなる。何とかしなければと、迷わずその日から手伝いを始めた。

大学同級生の小林真は、すでにチケット販売店をスタートしており、「こんな本が読みたいんだけど、持ってない?」と、連絡をすると、「ちょうど読み終わったところだから持って行って!」と、快く差し出してくれた本があり、それを客待ちの車内で5回繰り返して読んだのが今では懐かしい思い出となっている。ロバートキヨサキという、ハワイの日系4世が書き、ベストセラーになった「金持ち父さん貧乏父さん」という本。ご存じの方も多いと思われる。当時本当にお金が無くて買う事ができず、そのまま5回も読み返してしまったのだけれど、今回あらためて読みなおそうと旅行前に購入し、出発まで読まずにとっておいたのである。(地元へ帰ったら、小林君の方が汚れているだろうから、こちらの新しいのと交換したい。本当にありがとう)

私のバイブルである。

読み返して、8月13日に読み終えたのだけれど、ロバートキヨサキの書いている事を忠実に行っててきたのだなと、あらためて知る事になり、忘れていた事も思いだす事が出来、10年を振り返るのには大変良い機会だった。本当に、たくさんの方々に応援してもらった。同級生の斎藤亙は、当時JCの専務だった事もあり、週に2~3回私の車を利用してくれて、やつは心配とか、口に出したり絶対にしない男だけれど、とても温かかった。今ではたまにしか会えないけれど、(昔からだけど)頭が上がらない。人生という旅路の一つの区切り独立から10年目。ここまで来る事が出来たのは、本当にたくさんの方々のおかげ様であり、多大なる応援と力を頂いたみんなに頭が上がらないです。 m( )mありがとうございました。

旅の途中である。

飛行機が四国の上空に差し掛かった頃には、食事も運ばれ、手前黄色のがチーズを使った料理で、ものすごく美味だった。

メインは、肉・魚・チンジャオロースと言われたので、「チンジャオロース!」

仕上げのチーズとポートワン。1キロ太るけど、このポートワインの素晴らしい甘味とまったりとした舌触りはチーズと最高に合い、絶妙な感覚と味を楽しめる。ワインは10杯目くらい??

台湾上空

またもや上昇気流

いよいよ雲の下へ。

香港は雨だった。

つづく

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