社長のDiary

北へみたび その2

翌朝。

9月3日誕生日(ドラえもんと一緒)、この平原を前に目覚めました。

皆さんからのおめでとうの連絡が届き感無量。ありがとうございました。

今日は海沿いに西へ向かいながら、次第に北西へ進路をとり南富良野町を目指します。

 

湿原の反対側も美しい。海流の中に島々が点在していた。このあたりも素晴らしい漁場なのだろう。

 

宿のオーナーご夫妻に見送られ、別れを告げ出発。

ところどころ美しい景色が現れ、ついつい車を停めてしまう。

 

 

湿原の右奥に先ほど出発した宿があった。

こんな高台を車で走り、そこから湿原を見る事が出来るなんて。素晴らしい景色。

歩かなければ見に行く事が出来ない尾瀬とは真逆の湿原だった。(至仏山や燧ヶ岳から見る尾瀬、それはそれは素晴らしいけれど。こっちは手軽でも美しい。)

 

湿原と霧多布へ別れを告げ、さらに西へ進む。

 

 

国道じゃない(道道)けれど真っ直ぐな道を進む。

厚岸を抜けてそこから北上した。牧草地、丘の上、谷を降り、ジグザクに北西を目指した。

 

初めての町に差し掛かる。

 

初めての町の道の駅。忙しそうに牧草を積んだトラックが横切っていった。多分あれで12トン積んでいると思われる。

 

 

出発。

一旦、山間部が終わり平らな道を走る。

 

あの先の峠を越えたら南富良野だ。

 

 

幌舞駅は別名幾寅駅。

高倉健さん主演「ぽっぽ屋」の舞台となった駅。

 

 

駅前は寂しい。ディーゼル機関車の頭だけ置いてある。

 

中はこんな感じで映画の展示物が多数置いてあり、パネルや写真が展示してある。

 

 

本名が幾寅駅だったかな。

 

現在は廃線になっている。

 

 

ホームから見た駅舎

 

さてさて。なんで南富良野かといえば、今日は日曜で完全にオフだった。

いつものウエスティンルスツは宿泊代が高い。

仕事をしない日なのに高いホテル代は払えない。

南富良野にフェアフィールド バイ マリオットホテルが最近出来ていた。

ここは1万円ちょっとで泊まれる。

そんな理由で少し遠回りになるけれど、南富良野に1泊してから豊浦を目指す事にした。

 

ホテルに到着。

 

新しい3階建ての小さなホテル。

 

 

反対側の道の駅から見るとこんな感じです。

 

誕生日の夜をどのように過ごそうかと思ったら、レストランや居酒屋が近くに無くて(道の駅にはラーメンとかトンカツとかあったけれど、誕生日のディナーには合わない。というか、1人で食事をしたり飲みに行ったり出来ない人なのであっても行かなかったと思う)

迷いに迷って来る時に見かけたセブンイレブンに行ってみた。

誕生日にセブンイレブンの夕飯を買ったのは初めてかもしれない。学生の頃はこんな事もあったのだろうか・・・

それにしても誕生日の夕焼けは見事な美しさでありました。

 

 

セブンイレブンの駐車場から誕生日の夕焼け

 

セブンイレブンからホテルへ向かう途中誕生日の夕焼け

 

セブンイレブンから到着したホテルの駐車場から誕生日の夕焼け

 

 

息をのむくらい美しい。

 

ラベンダーが植えてあるホテルの南側の畑の先には月が輝いていた。

 

 

ホテルの先が道の駅

 

セブンイレブンの晩餐を堪能した翌朝。

結構疲れていたのか、前夜オーナーと飲み過ぎたのか、昨夜あまり酒は飲めなかった。

それでも、セブンイレブンの食べ物は美味しい。

南側の山々には霧が立ち込めていた。

 

しばらくするとこのような快晴に🌞なっていた。

道の駅には自衛隊の装甲車やトラックがひっきりなしに入れ替わり立ち替わりしていた。

 

11時前に出発。麓郷を目指す。

 

北の国からだわ。

 

左折して麓郷へ。ホテルからは3、40分と近かった。

 

麓郷中心部はもうすぐ。

 

美味い味噌ラーメンを食べにきた。

キクラゲ増量

美味い🍴😋🍴

 

 

 

 

先月遊山会の皆さんと来た「とみ川」へまた来てしまった。

そのくらい美味い😋(一度入った事があると比較的行けるようになる)

 

食べたらすぐに出発。

ナビには従わず、相変わらず看板と方角、ナビを拡大して道路の先を読みルートを決めて走る。高速に乗るなら最短コースを選んだほうが北海道は早いから。

景色も天気もいいねぇ〜👍

たまたま占冠駅を通り掛かり、Uターンして駅に寄った。

岡崎アニキに切符を買い、時刻表を貰った。

 

 

次の新夕張駅は、道路が雨の影響で通行止めになっていたものだから、かなり迂回させられた(最短コースの誤算)。

道の駅へ寄った奥にこの駅があったので、ここでもアニキへのお土産に切符を入手。

占冠駅は今では珍しいらしい手書きの切符だった。ニセコの比羅夫駅も手書きだった。アニキへのお土産に切符を買うようになってから手書きは2回目だった。自販機で買う新夕張駅の切符がなんだか安っぽく、味気なく思えた。

夕張から一路千歳を目指している最中に山下達郎サンデーソングブックが始まった。竹内まりやとの夫婦放談、とても面白い内容だった。達郎夫妻、車は軽自動車に乗っているそうで、話を聞いていたらきっとジムニーに乗っているのだろうと想像した。

夕方前に美笛峠を越え、留寿都村に入ると、久しぶりに羊蹄山が見えた。

 

 

右が羊蹄山。左が尻別岳。

 

 

美しく雄大な山々。

 

ホテルに到着。

お気に入りの向きの部屋(こちらは東側洞爺湖方面)。

 

東側の窓からは昆布岳が遠くに見えていた。

 

あちらの山の頂上にはウインザーホテルも見えていた。あの左側が洞爺湖だ。

 

 

夕日まで見れて、贅沢な誕生日の翌日を過ごしていた。

 

スキー場の山もきれいに見えていた(スキーヤー⛷なのに一度も滑った事がない)。

 

 

日が沈む。

 

部屋が夕日に照らされていた。ナイロン袋には昨日の誕生会の残り物がたくさん入っていた^^;

 

ここのベッドは柔らかくて沈み過ぎるので寝返りが大変なんだわ^^;

 

ラウンジへ行くと

「須藤様今日はあんかけ焼きそばの準備出来ております。いつでもご注文ください。」と、聞く前に言われてしまった^^;(汗3連発)そう言われたらカレーとか言えないので勿論注文させてもらった。

ここの焼きそばが大好きなんだ。夜のメニューには無い特別メニュー。

 

ホテルは今年一番の混雑で、忙しそうだから「赤ワイン2つください」と言うと、2つを2回持ってきてしまい、酔っ払い確定となってしまった。そのくらい忙しかったんだわ。

 

 

ここの天井が好きだけど、柱がいつも邪魔です。

 

部屋に戻り、留寿都村の夜景を撮ったけれど随分ブレているから酔っ払っていたと思う。

この写真を最後に寝てしまった・・・

 

翌朝。

天気はまずます。

 

朝食をとりに行くとレストランのアニキが待っていた。

「社長、豚汁(ぶたじる)作るように言っておいたから食べるでしょ!?」と言われ、勿論NOはなかった。

「でっかいどんぶりに持って来るからおかわりしてね」と言われ、でっかいどんぶり2杯を食べる。他には目玉焼き、ご飯(さらっと)、納豆しか口にする事が出来なかった。トマトジュースとアイスコーヒーは別腹。

食事を終えて豊浦の役場へ向かった。打ち合わせがあった。現場はストップしたままだったので見たくもないし見ても仕方がないので行かなかった。町内でその他数名と話をしてルスツに戻った。

ホテルの近くの行きつけへ寄った。昔買っていたヤギの「ユキちゃん」に似た「メリー」に会いにきた。とてもひと懐っこいかわいいヤギだ。

 

 

このとうもろこしの皮が大量に捨てられている久保田直売所の茹できびがこの辺りでは一番美味しい。それに大きくて安いんだ。

船で食べるために茹でてあるのを3、4本買い、家で食べるために生を5、6本買った。

 

港に近づくとディアーズが待っていた。今回の旅では初めて目にする鹿の親子だった。

港に到着。

 

 

出港直前

 

混んでいて乗船が遅くなった。出港時刻ギリギリで車の乗船開始。出港は遅れた。

部屋からは苫東厚真発電所が見えていた。

 

随分混んでいるようだったので面倒になり、食事は3食部屋へ運んでもらった。

ピントが合わない漁火と月

 

 

う〜ん、やっぱり合わない。

 

夜遅く、津軽海峡へ入ると東通りの原発と漁火が見えていた。とても対照的な灯りだと思う。

 

 

翌朝。能代の沖合。

 

 

男鹿半島に近づく。少し寒いくらいで気持ちがいい。

 

 

いい朝だった。

 

入道崎を回り

 

 

寒風山は収穫を終えた牧草地のような山容で美しかった。

 

 

男鹿半島に連なる風力

 

秋田港では洋上風力が数本出来ていた。

 

 

秋田港に入る。

 

 

ここで船は一回転してから接岸する。

 

 

風力の下にはたくさんの木材が転がっていた。

 

そして奥には鳥海山が見えた。

停泊中、景色を眺めながらお風呂に入った。

 

出港

秋田港から出ると左に旋回して新潟を目指す。

 

 

小さな船とスレ違った。鳥海山の稜線が美しい。

 

秋の空だわ。

 

もう一度お風呂に入る。

 

 

最高でしょ??

 

鳥海は美しいなぁ〜

 

向かって右側の酒田口よりも左側の八島口からの方がいいコースだったと記憶している。

 

 

それにしてもこんなにはっきり見えるのは珍しい。

初めて登った時、もう20年以上前。海を行く白い大きな船が見えていたのを覚えている。きっとこの船だったんだ。いつか乗りたいなぁ〜などと見ながら考えていたのを記憶しているけれど、こうして夢が叶っているのだ。

 

ついつい連写してしまった。

行く先も快晴☀️

 

 

笹川流れあたりの山々だろうか。

 

こんな快晴の船旅も珍しい。

 

 

飯豊山は雲の中だった。

 

 

このくらいの波🌊だとほとんど揺れません。

 

 

ベランダが気持ちいいのよ。

 

新潟あたりの火力発電所が見えてきた。

 

 

そろそろこの旅も終わりか・・・

 

 

雨でも降ったのか、港の手前は海が濁っていた。

 

 

青い海とグリーンの海の境目がわかる。

 

 

やっぱり濁っていた。

 

 

上流で大雨が降ったのだろう。集中豪雨がどこで起きても不思議じゃなくなった。

 

 

放送があり3階の車輌甲板に降りる。On Timeで到着。日本の交通機関は凄い。

 

帰り道の113号線。土砂は国道を越え、川まで達していた。

 

 

物凄い土量が流出したんだわ。

 

もうメチャクチャ・・・

 

山の木々も随分と流出していた。

 

完全に滑っている。

 

あの米坂線のトンネルの中にまで土砂が大量に流れ込んでいた。一度乗った事がある米坂線。早期に再開通できるといいんだけど。

 

会社には会津から佐竹さんがきてくれて、「社長誕生日おめでとうございました!!」と、ケーキを持ってきてくれた。とても美味しいケーキだった。心の友、ありがとう!!

 

旅に出る前、龍くんから連絡が来ていて「がっちゃんの店で飲もう」と誘われていた。

会員制のお店。

 

がっちゃんはTHE MODSのみなさん、チェッカーズのみなさんが友達で今も交流している。

 

THE MODSの物はVoの森山さんからもらったものばかりだそうです。

 

カッケ〜

 

高校生の頃、よく聴いていて、憧れ、バンドでもコピーしていた。

 

 

こんな貴重なライヴで使用されたものまでプレゼントされたそうです。

 

 

楽しい夏の終わりの夜。最後の夏の船旅も終わりました。

関連記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 3月も北海道。除雪機回収。そして神奈川県伊勢原市へ行ってからのレコーディング。

  2. 地元よもやま

  3. 甲府 雪 さだちゃんねる ほうとうウマウマ🐴

TOP