社長のDiary

立山 3

P8140149

翌朝。

浩哉さんがいなかったおかげで、全員すっきりと起きることができました。(一緒だとついつい調子に乗せられ飲み過ぎてしまうのだ。山の酒には浩哉さんが欠かせないのだけど、今回は膝を痛めて様子見です。残念)

 

P8140150

真夏でも気温が10度を切っているので、すみません、タオルで襟巻きです。

 

 

P8140151

天気もまあまあでないかい。

 

P8140152

昨日登った慣れたルート。一気に高度を稼ぎます。急でしょ?

 

 

P8140153

室堂が見えるから天気はいい。

 

P8140154

急峻な岩場を登ります。

 

P8140155

中間地点で休憩。余裕です。酒も3キロほど減ったので荷物にも余裕ができました。御前7時、気温10度以下で汗だくになる。

 

 

P8140156

休んでいると上の方がガスってきた。

 

P8140157

薄日が弱々しく励ましてくれた。

 

P8140158

後半のガレ場。後半んといっても、この雄山頂上までの後半であり、雄山頂上から先が長いんだ。

 

 

P8140159

山では必ず矢印や、黄色い矢印の上にあるような染めた丸(色は赤や黄色や白が多いです)や普通の◯印に向かって進むのです。間違っっても×印へは行かないでくださいね。危険です。

 

 

P8140160

黄色◯は進め

 

P8140161

これが×印。岩が動くので触るなという意味もあります。

 

P8140162

今日もここまで来ましたよ。後ほどここでお祓いをしてもらった。

 

P8140163

今日は槍ヶ岳や鹿島槍ヶ岳は見えない。

 

P8140164

無事到着。

 

P8140165

皆さんもお疲れ様でした。ここは2991m。

 

P8140166 P8140167

小林さんはサングラスがジョンレノンかオノヨーコみたいだった。そーいえば、オノヨーコ顔だよね。

 

P8140168 P8140169

お祓いをしてもらおうと思ったら、あの上のお社は強風のため危険立入禁止。

という事で、大きい建物でお祓いをしていただきました。

自分たちのお祓いが終わったら風が弱まったのか、上のお社でできるようになった。残念。あの上が3003mなんだ。

 

P8140170

気を取り直して、先へ進みます。

 

 

P8140171

振り返るとガスっていたけれど

 

P8140172

振り返るとガスがちょっとはれてきて、お社が見えた。こちらから見るとますますスゲー場所に建っているんだな。

 

 

P8140173 P8140174 P8140175

視界は良くなったり悪くなったりを繰り返していた。雨が降らないのが何よりの救いで、頂上は気温は5度前後に下がった。

 

 

P8140176

矢印の方へ進みます。

 

 

P8140177 P8140178

ずいぶん前に何度か来ているので私が一応先頭を歩きます。(コースやルートなんてすっかり忘れているけどね。)

 

 

P8140179

突然ガスが晴れた。

 

P8140180 P8140181

眼下に黒四ダムが見えた。

 

P8140182

反対側の室堂は雲と雲の切れ間のはるか下に隠れてしまった。

 

P8140183 P8140184

小屋が見えてきた。

 

P8140186

ものすごく近くにダムが見えるんですけど、あっちがでっかいだけで、決して近くはないはずなんだ。ここからダムを見るのは初めてだった。本当、恵まれています。

 

P8140188

歩けば半日はかかるでしょう。

 

P8140189

このダムが良く見えたのが大汝山の頂上3015m。雄山頂上が3003mなので、立山連峰ではここが最高峰です。最高峰で最高の景色を見る。さっきまでガスの中だったのに、ありがたやありがたや。

 

P8140190

 

寒いのでさっき屋根が見えていた大汝休憩所で少し暖をとり、それから出発。さすがに薄いジャンバーを着た。5度だもんね。

 

 

 

 

P8140193

小屋から下り始まる。素晴らしいコースでしょ?

 

P8140194 P8140195

ここが富士の折立。2999m。てっぺんに立てば、下半身は2000m級でも上半身は3000mにあるということになる。(山を歩くとこんなくだらないことばかり考えるものです。)

 

P8140196

反対側の剱岳から来る人は、この富士の折立までの登りがきついらしい。私たちは下り。ルンルン気分で行く。

 

P8140197

かなり寒そう。

 

P8140198

こんな素晴らしいルートはやっぱりアルプスならではです。

 

 

P8140199 P8140200

これが有名な内蔵助カール。氷河が発見された場所です。

 

P8140201 P8140202

いつまでも写真を撮るカップルが居たので、待ちきれず。

 

P8140203 P8140204 P8140205

雄大だーねー。

 

P8140206

強風でカメラのストラップが舞い上がる。

 

 

P8140207 P8140208

皆さん慎重ですよ。

 

P8140209 P8140210 P8140211

P8140212

 

たまにはみんなで撮らないとね。

 

 

 

 

 

P8140213 P8140214

鹿島槍ヶ岳

 

P8140215

もう一枚。

 

P8140216

もう一枚ね。

ここでたけちゃんと別れる。一足先に東京へ戻るという。なんでも、お盆なのに明日仕事が入ったとか。東京ではお盆も関係なく仕事していると言っていたけれど、まるで外国のようだな東京。もはや日本ではない。

 

 

P8140217 P8140218

でっかい雪渓です。

 

P8140219 P8140220

蔵の助カールの中央部。氷河。

 

P8140221

 

P8140222

カタカナで書いてありました。

 

P8140223 P8140225 P8140226

 

P8140227

 

今時の案内看板と

 

 

P8140228 P8140229

これらは昔ながらの手書き看板。こっちの方がわかりやすいよ。

 

P8140230

疲れた?なんか説明してんのか?

 

P8140231

またガスる。

 

 

P8140232

タテヤマリンドウだと思う。

 

P8140233

こんな過酷な環境でも咲く花々。

 

 

P8140234 P8140235

本格的に雨が降り出し、急いでカッパを着用する仲間たち。

 

 

P8140236

私はこのまま行きます。男よ。(単なる汗っかきでカッパなんて着てられません。よっぽどの事が無いと着ないので、10年以上前に購入したカッパは新品同様です。)

 

P8140237 P8140238 P8140239

急に室堂が見えてきた。

 

P8140240 P8140241 P8140245 P8140246

すごい高度感。今日は雲の動きが激しい。

 

 

P8140247 P8140248 P8140249

別山が見えてきた。

 

P8140250

佐々木さん、何やらワーワーと大声を出していますが、メンバーからの応答なし。

 

P8140251

あの三角形をしている雪渓の上で右と左に分かれています。

 

 

P8140252

雨で動きづらいです。

 

P8140253

いよいよ分岐点に差し掛かる。

 

P8140254

相変わらず室堂が見えていて、雨は降ったり止んだりを繰り返す。

 

P8140255 P8140256 P8140257

大変ですね。

 

P8140258 P8140259 P8140260

分岐点到着。いつもは剱岳を目指していたので、別山には興味がなく、この左に巻くルートでスルーしていた。

 

P8140261

今回は小林さんたっての希望で、別山直登ルートを行く。

 

 

 

 

P8140262 P8140263

 

佐々木さんだけ巻く道を行った。

 

P8140264

しんどい急登だった。道は踏み跡があったので、全く迷う事はなかった。

 

 

P8140265

 

 

P8140267

案外すんなりと頂上到着。ほとんど休まなかった。(立ち止まることは何度もあった)

 

 

P8140269

写真を撮ってさっさと先を急ぐ。

 

P8140270 P8140271

劔御前へ向かいます。その途中で佐々木さんと合流する。

 

P8140272

ガスで見えなかったんだけど、遠くから風に乗ってでっかい声の詩吟が聞こえてきたので、居場所はすぐにわかった。下山するときに唄い出すんだよなー。^^;

 

P8140273

振り返る。

 

P8140274

先頭をTONTONと下りて行った。

 

P8140275

 

P8140276

御前の小屋が見えてきた。

合流からここまではあっという間だった。

 

P8140277

裏側

 

P8140278

正面。お疲れ様でした。ここで昼食タイムとなる。

 

 

P8140279

一ノ越山荘で作ってくれたお弁当を平らげ、小屋の中でコーヒーを注文し、一息ついたところでさっさと出発する。

 

 

P8140280

危険な石には直接書きます。

 

P8140281

ここは雷鳥沢といい、以前は歩くたびに雷鳥を見たものだけど、今回は会えなかったです。最後の急登は雷鳥坂という難所。大体40キロとか50キロとかの荷を背負った登山者が登っていきます。

 

 

P8140282

写真では分かりずらいですけど、急なんですよ。

 

P8140283 P8140284

室堂の下、雷鳥平を目指す。そこの温泉ロッジに泊まります。昨日は風呂に入ってないからねー。待ち遠しいです。

 

 

P8140285

雪渓が多いね。これだから水が豊富なんだろう。これから温暖化になって消失しなければいいなと思う。

 

 

P8140287 P8140288

まるで氷河みたいな雪渓がたくさんある。

 

P8140290

高度がどんどん落ちていきます。この辺りに来ると空気が濃くなり暖かくなってきた。

 

 

P8140291

これから登る人、大変だよな。逆の立場にはなりたくないです。午後は下を目指すのがいい。

 

P8140292

2週間かけて縦走する計画の若者たち。すごい荷物です。

 

 

P8140293

最後の雪渓の下りにでる。

 

P8140294 P8140295

この長い雪渓をまっすぐ下ります。アイゼンなーし!

 

 

P8140296 P8140297

ここはコバイケイソウがこれからなんだよね。雪が深かったせいだな。

 

 

P8140299

 

P8140300

雪渓を下り終え、ホッとする小林レノンさん。栗駒山の山岳救助隊です。

 

 

 

P8140301 P8140302

花々が咲き乱れていた。

P8140303 P8140304

雷鳥沢ルートの起点に近づく。

 

P8140305

テン場には色とりどり張られていた。ここをベースに立山を縦走したり、剱岳を目指したりします。

 

 

P8140306

花きれい。

P8140307

 

P8140308

今日宿泊の小屋。

 

P8140309 P8140310

この川を渡ればほぼ到着。

 

P8140311 P8140312 P8140313

振り返るとまた雲が下りてきた。本当に恵まれている。

 

 

P8140314 P8140315

皆さん無事生還です。

 

 

P8140316 P8140317 P8140318 P8140319

毛利隊長は高所恐怖症なんだけど、この橋は大丈夫なんだって。基準がさっぱり分からない複雑な高所恐怖症です。せっかく連写したのにザンネン!!

 

 

P8140320 P8140321

こっちは晴れてきた。

 

P8140322

テント行はしばらくしていないんだけど、不便で自由で大好きなんだ。

 

 

P8140323 P8140324

宿泊先。

 

P8140325 P8140326

近づいてきた。

 

P8140327

天気には本当に恵まれた。一昨日までずーっと雨だったそうです。

 

P8140328 P8140329

謎の装置が整備された登山道に置いてある。水の浄化装置か何かでしょうか。

 

P8140330

ボロいけど、山小屋はこんなものです。温泉があるだけで充分。しかも、石鹸が使える。硫黄泉でした。

 

P8140332 P8140333

何度も振り返ってしまう。

 

P8140336

 

P8140337

いよいよ到着です。

 

P8140338

右の白い建物は雷鳥沢ヒュッテ。あっちの方が立派だなと思って見ていたけれど、翌日脇を歩いて通ると、我がロッジとどっちもどっちでありました。

 

 

P8140339

到着後、速攻で風呂に入り、ビールに始まっって酒を酌み交わし、上気分で夕食の時間になる。アルプスの食事は本当に美味しい。ハズレがない。

 

 

P8140340

私と同じ誕生日のドラえもんと思われる。

 

P8140341 P8140342 P8140343

夕食が終わってもこの明るさ。

夜はますます盛り上がった。酒は売るほどあった。

 

P8140345

 

夜は天の川が広がり、素晴らしい星空となった。写真には撮れなかったけれど、今も目に焼き付いている。

 

つづく

 

関連記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 3月も北海道。除雪機回収。そして神奈川県伊勢原市へ行ってからのレコーディング。

  2. 地元よもやま

  3. 甲府 雪 さだちゃんねる ほうとうウマウマ🐴

TOP