社長のDiary

zao kotorihouse

大雪が過ぎ去った後、2月の遊山会山行は宮城蔵王にある「蔵王小鳥ハウス」周辺の散策だった。拍子抜けしてしまうような名前で拍子抜けしながら向かったのだけど(つまり完全になめてかかっていた)それがなかなか楽しい1日だったのでした。

 

東京から久しぶりで再会できた竹ちゃんこと竹原さんを先頭にしたら、すっかり先頭を歩くはずだった「動物の痕跡を探し隊・毛利隊長」と、「借りてきたスノーシューが壊れてツッカけサンダル状隊」の須藤隊員はすっかり最後尾に追いやられ、みんなに忘れられてしまいあきらめながら歩く。(まるで落とし物です)もうちゃんが動物の足跡に「うーん、これは・・・」「うーむ、何だろな・・・」と立ち止まるときに足が休まるのだけれど、初めてのスノーシューと、かかとを止めるバインダーがイカレているのでつま先にスノーシューを引っ掛けて歩いているものだから、とても歩くのが辛い。スキーはお手の物だけど、スノーシューを履いてもスキー感覚だから、うまく歩ける訳も無く、今まで45年間使った事も無いような太ももの内側の筋肉を酷使する為、膝ではなく、太ももの内側が笑いっぱなしだったwww

 

「動物の痕跡を探し隊長」にも置いて行かれる有様。の私。

 

休憩ですけどねー、自然を楽しむ事もなく黙々と歩き続けた皆様はとっくに休んでいるのでしょうけれど、私の内股は笑いっぱなし、置いてけぼりの私の心は泣いているなのですよ。えーんえーん

 

 

新雪の深雪、かなり下まで柔らかいものだから、スノーシューを履いていてもちゃんと足が雪に埋もれる。

 

 

足跡

 

 

最後尾の方が楽な事が分かった。みんながある程度踏み固めてくれるから歩きやすいのだった。スノーシューを外して歩いてみようと思ったら、足の付け根まで雪に刺さってしまい、全く歩く事ができない。なかなかの優れものであった。

 

前人未踏の最上部まで到達。それでも交代でラッセルしながら歩いた。勿論「ツッカけサンダル状隊員」だって、「ハイ!スドさん交代!」と言われ、ラッセルを断る訳には行かなかった。ゲレンデスキーが懐かしいですよ、まったく。

 

 

こんな深い雪の中でも佐々木ママはいつものパイナップルを出してくれる。遊山会の山行では、弁当を作ってもらった事がない私を哀れみ、多くのお姉様方からおこぼれの食料を戴くものだから、いつも腹いっぱいになってしまう。毎度ありがとうございます。m(..)m  海より深く感謝永遠にーーー

 

 

さて、写真も撮らずに出発します。

 

下り時は、上りで踏み固めた私たちが作ったルートを下るので、足が刺さらずらくちんである。

 

途中から右へ折れ、新ルート開拓が始まる。足が刺さる刺さる^^;

 

でもまあ、いい感じです。

 

たらの芽畑を発見

 

動物の足跡左とそれを追いかけた人々の足跡

 

ウサギでした。

 

たらの木

 

こんな感じです。自分の足をパチり。エジプトの太陽の船博物館でも、ホコリが立たないようにと履かされるカバーがあったけれど、あれを思い出した。(皆さんは何の事だか分からないでしょうから、今度写真upします)

 

 

出発地点の小鳥ハウス到着ーーー

深雪の中を歩くのもなかなか楽しいものだった。知らない筋肉にも出会えた事だし。いい経験でした。

 

 

じつはこれ、遊山会会員で栗駒山の救助隊小林さん(毎年納会で別荘に泊めてくれる小林さんです)から毛利さんが借りてきてくれたものでした。年期入って劣化していたようで・・・でもなんだか救助隊が履いている物だけになんだかかっこいいね。わざわざ栗駒まで借りに行ってくれる毛利動物の痕跡を探し隊長もエラいのだ。

 

 

偶然にかんちゃんと遭遇。(左の黒い方)子供さんと歩くスキーを楽しみにきていた。彼女は4月からヒマラヤへ向かい6000m超の山頂を制覇しに行く。素晴らしいね。遊山会で一番アクティブだと思う。

 

 

今日は寒いので豚汁を作って食べました。TONTONのマスター仕込みだから当然ウマい!!この日も寒かったなー。卓上コンロを持ってきたから「それじゃお湯わかないよ!」というと「大丈夫だっちゃ!」とTONTONママが言ったけれど案の定お湯が沸かなくて、私の山用コンロで作る。

若い頃、霊山の平中君やぼんちゃんらと海釣りへ。「寒いから鍋作りながら熱燗飲んで釣りをしよう」と行ったのだが、卓上コンロでガスボンベを数本使い、沸騰までに5時間を要した私が言うのだから間違いない。鍋ができたのは夜明けの頃だったな。あの時も寒かった。^^

 

 

大河原にある東洋殖産の永窪会長が作った温泉で温まり帰る。種々サービスありがとうございました。立派な日帰り温泉で、湯音が若干ぬるめに感じられたけれど、芯まで温まるいい湯だった。

小鳥ハウス、豚汁を作る頃だけ強風と雲が出てきたけれど、帰りはまた青空が広がっていた。嵐はいつか過ぎ去るものさ。

おわり

 

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