社長のDiary

妙高山1

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7月の中旬は初めての妙高山へ。

妙高高原駅へお迎え。待ち合わせ。

 

 

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人の少ないこの駅には取り残されたようなポストと時代遅れの電話ボックスが仲良く並び、日陰で涼んでいた。

時代とともに進化したスマートフォンの隆盛により、利用率が激減してしまった方々。

さっきまで間違いなく愚痴っていた2名。

 

 

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駅前には土産物店がポツンと1軒だけ。

駅周辺もスキーブームをとうに終えた現代に於いては寂しい限りであった。

 

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こんな山です。

 

 

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お洒落な展望列車もしばらく停車し、観光客が乗り降りしていた。

 

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こちらの電車の方を待っていました。

 

 

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遊山会神戸支部の小田さんと合流です。

 

 

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みんなは弁当やおにぎり、パンなんかを食べていたんだけど、自分はおにぎりとカップラーメンといういつもと同じ山のフルコースだったので、カップラーメンのお湯を沸かすタイミングを逸してしまい、おにぎり1つを食べただけでこの未開の山へ挑むこととなった。完全に舐めていた。

 

 

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今日は小屋へ泊まり、翌日火打山に登り、もう1泊して戻る計画。

 

 

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どうやら有毒ガスが立ち込める超危険な山らしいすよ。

 

 

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雷鳥もいるらしい。

 

 

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今回の旅の仲間達。

 

 

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なかなか整備された登山道を行く。

 

 

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整備されている割には右足のふくらはぎをアブに刺されてしまった。

スンゲー衝撃。痛かったなー。

 

 

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変化があって面白い。

足が痛い。

 

 

 

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ここから12曲がりという難所が始まる。

 

 

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難所という割には歩きやすく、それほど急ではなかった。

 

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登りやすい歩幅の階段。

 

 

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途中から脚が攣ってきた。

おかしい。

今日背中にはワインが12リッター。あとは水が2リッター、スポーツドリンクなどが2リッター。その他山道具で25キロ以上30キロ未満くらいの荷物でした。

 

 

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ごまかしごまかし。

 

 

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とにかく風が無く、湿度が高く、汗が止まらなかった。

 

 

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ここで終了。12回以上回りました。

 

 

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さっきまで天気が良かったのに、だんだんと曇ってきた。

 

 

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12曲がりを過ぎると両足が攣り始め、ごまかしが効かなくなってきた。

薬のこうやさんから脚が攣った時の(ツムラの芍薬甘草湯だったかな?)薬を貰い飲むんだけど、5分も歩くと戻っちゃう。

完全に塩分不足だ。

 

 

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途中、味噌ラーメンを一気食いして、スープもすべて飲み干すとやっと足の痙攣が少し治まり、なんとかごまかしながら歩けるようになってきた。

それにしても、ものすごい時間が掛かってしまい、到着予定時間をゆうに超えてしまった。

この分岐点まで長かったなー。

12曲がりからが泥と急坂と落差の大きい岩場で大変だった。

 

 

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分岐から小屋への一本道。

 

 

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浩哉さんは優しいんだ。

この日も「先に行って!」と言っても、「大丈夫一緒にゆっくり歩くから気にしないでよ」などと、置いていってくれない。

休み休みの自分にも文句一つ言わず一緒に立ち止まり、のんびり歩いてくれた。普段は毒舌だけど(自分も^^)こーゆー時に本当の優しさがわかるんだよな。ありがとうございました。

 

 

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すっかりガスってしまった草原。

 

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超難関の橋。

フラフラの足で渡ろうとするとグラグラと揺れた。

足に力が入り、また攣りそうになる。おー怖!!

 

 

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というワケで、グラグラする石(橋より低いので落ちてもけがはしない)の上を歩くルートをとった。どっちにしろグラグラしていた。

 

 

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可愛いい花々が待っていてくれた。

 

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コバイケイソウは待つことなく枯れていた。

 

 

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小鬼百合が小さく可憐に集団で咲き競う。

 

 

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木道がありがたかった。

 

 

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池塘があったりして、妙高、苗場、尾瀬、周辺の山々は山相が似ている。

 

 

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ワタスゲも綺麗。

 

 

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ワタスゲの群生。

 

 

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それにしても木道が長いのよ。30分くらいと聞いていたけれど、とっくにそれ以上経過してしまった。

 

 

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小屋に着かないんじゃないかと思った。

 

 

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すると・・・

 

 

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小屋が見えて、みんなが手を振って出迎えてくれた。

コースタイムの3時間半をゆうに超える5時間半も掛かって到着・・・

もう、山を歩くのはやめたほうがいいと思う。

 

 

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着替えたかどうかくらいのタイミングで「すぐにご飯食べてと言ってるよ」ということで、食堂へ行き、冷たくなったシチューだったかなんだか(薄暗かったのと、疲労のせいか写真も撮り忘れ、味も覚えていない)とご飯をかき込む。

食後に外で飲んでいたらとても寒いので「中でどーぞ」と言われ、お言葉に甘えていつもの酒盛りが始まった。

 

 

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ウダウダと飲むおじさんたち。

 

 

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部屋はこんな感じ。

 

 

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玄関からは蚊やブヨが入り込み容赦なく刺していった。

 

 

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余裕の高谷さん。

 

 

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イノチノオンジンカンシャエイエンニーーー

 

この後もウダウダと飲み続け、消灯時間を1時間ほど過ぎてから泥のように眠った。

もちろん風呂はなく、ビオレだったかギャッツビーだったかの強烈なボディー洗い濡れティッシュ(大判厚切り)で全身を拭いて休むのが精一杯。それでもささやかな心地よさだった。

 

続く

 

 

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